西葛西出版は文学フリマ東京40に出店します!!(2025/5/11)

2025年 5月11日(日)
東京ビッグサイト
12:00〜17:00
入場料1,000円※URLはこちら

南3・4ホール す-11に出店しています!! 

す-11を覚えてください!! 

11種類のお酢が集まってサッカーをする「酢・イレブン」です。
黒酢、米須、バルサミコ酢、ポン酢、リンゴ酢、白ぶどう酢と赤ぶどう酢(ワインビネガー)、シェリー酢、麦芽酢……。あとなんだ。9しか思いつきませんでしたが、「酢・ナイン」ではなく「酢・イレブン」です。

「す11」 写真は酢豚

というわけで出店が決まっている文学フリマ東京は、出店数が2703店というビッグイベントです。
いやー……、震えますね。そんなところに出て最弱出版社たる我々は大丈夫なのかどうか。

イベントには中村慎太郎と大城あしかの2人で参加します。
(買い物に行くのでブースを出ている時間もあると思いますが)

西葛西出版は、極小ながらも出版社なので、いわゆるバーコード付きの商業出版をしています。文学フリマは同人誌、ZINEを頒布するためのイベントであるため、商業出版をしている会社が出るのはどうかなと思っていたのですが、大手出版社のブースもあるようですし、その境目は曖昧なようです。

ただ、いつでも購入できる商業誌を販売しても、それほど売れるものではないと聞きました。そのため、西葛西ZINEというレーベルを作って、同人誌を展開することにしました。

西葛西ZINEは、「ZINE」と「人」の掛詞から生まれたレーベルで、バーコードは付けず、文学フリマなどの即売会で売っていく書籍です。もちろん、他の同人誌同様に通販もしていくと思いますが、Amazonなどのネット書店では販売されません。

名前が表す通り「人」にフィーチャーした同人誌です。

商業誌の場合は、一定以上売れるテーマにせざるをえません。具体的にいうと最低でも1000部、いや2000部。できれば4000部、5000部と売っていく必要があります。

一方で同人誌の場合には、著者の労力は別として、ペイさせるラインを低めに設定することができます。そのため、書きたいものを書く、あるいは少数の読者を対象としたテーマで書くということが可能になってきます。

水産関係で喩えて言うと商業出版なら「お寿司になる魚の本!!」というテーマになるのに対してZINEであれば「俺の釣り人生」というテーマでも書くことができます。もちろん、タレントなどの著名人であれば「俺の釣り人生」であっても商業出版になると思いますが、一般の著者の場合には、もう少し一般化するほうが良いと考えられるでしょう。敢えてニッチに突き刺しに行く商業出版もありますので、あくまでも原則の話です。

(趣旨とはずれますが、ここを書いていたら釣りコラムが書きたくなったので、西葛西出版ペンギンズのDiscordでの連載をはじめました)

今回は、中村慎太郎著の同人誌 ≒ ZINEを制作しました。

書籍の紹介は、文学フリマのサイトから引用します。

書影は著者が自分で作っているので、素朴なものとなります。またカバーはありません。



<書籍タイトル>

西葛西出版ンゴンドロ ロスジェネ東大卒ワープアライタータクシードライバーを経て東京江戸川に出版社を創る

・文フリ出店のために制作したZINE
・新書サイズ約4万字 86p程度の読み物

<書影>

<内容>
国内最弱の出版社としてYoutubeで暴れ回った西葛西出版の創業期。

夢を描いて創業したあと、猛烈に叩かれ、名誉を自ら奪還して羽ばたいて行くストーリー……

ではなく

就職活動で引っかかりもしない氷河期世代、ロスジェネ世代の著者が、
大学院生、ワープアライター、書店員、タクシードライバーなどをしながら、
最終的に出版社を創業しようと思った理由はなんであったのかを自己探求した本。

小学生の時の夢は小説家。
僕は書きたかったのだ。
しかし、書き方がわからなかったし、書く内容を思いつかなかった。
それでも書きたいという気持ちは決えることなく続いていく。

何故そう願ったのか。僕は何を求めていたのか。

30年の時の中で、西葛西出版に辿り着くまでを、時を遡って「物書きとしての自己形成」にフォーカスして再構成していった。

ンゴンドロはチベット語で、予備行という意味。
本格的な修行に入る前の予備的な修行を意味する。

西葛西出版がはじまってからは紛れもなく本格的な修行が始まったといえる。これほど苦痛に満ちた、厳しい日々はないが、同時に、これほど深く、生きている実感が得られる日々もない。その前段階となる、著者中村慎太郎の形が作られるまでを、全力で書き放った作品。

価格は1000円ジャスト(内税)。

以降、続編も執筆予定。

https://c.bunfree.net/p/tokyo40/49623 #文学フリマ東京


続編として考えているものは、「東大受験編」「大学院生編」「タクシードライバー&創業編」です。一緒にするとすごい分量になってしまうので、ZINEとして3~4万字のスケールで書いていきたいと思っています。

個人的な話は10万字にすると少し間延びする感覚があるので、このくらいが一番取り組みやすいです。

文学フリマ大阪、福岡、東京41、京都あたりに出店する計画と共に少しずつ書いていこうかなと思っています。商業出版と違って、書きたいものを思う存分書くことをテーマにしたいです。

文学フリマ用に製作した「西葛西出版ンゴンドロ」だけではなく、既刊の書籍についても販売します。こちらの書籍紹介は出来次第加筆します。


文フリ関係のYoutube
(音声のみのラジオ形式です)

文フリをよくわからずに語り始めた回

締切やばくて死にかけている我々

西葛西ZINEの概念誕生!!

西葛西出版ンゴンドロ 校了!

※大城あしかによるプロレス本は、「バーコード付き」として製作していくことになりました。詳しくはYoutubeで語っていますが、メンバーシップ限定の動画となっております。
文学フリマ、あしかのプロレス本原稿の行方はどうなる?

全体公開でもいずれ続報を出すと思います。

文フリとは直接関係ないものの、最近話した表現論なのでこちらも掲載。文章表現における「描写」について。書籍『読むための理論』を読み解きながら。


関係ないけどYoutubeの新企画はじめました!!伸びるのに時間がかかりそうですがじっくりやっていきます。昭和史についてです。

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