西葛西出版ンゴンドロ ロスジェネ東大卒ワープアライタータクシードライバーを経て東京江戸川に出版社を創る





発売日 ‏ : ‎ 2025/5/11
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 88ページ
寸法 ‏ : ‎ 10.3 x 0.5 x 18.2cm(新書サイズ)

価格:1,000円  (税込価格) 

国内最弱の出版社としてYoutubeで暴れ回った西葛西出版の創業期。
夢を描いて創業したあと、猛烈に叩かれ、名誉を自ら奪還して羽ばたいて行くストーリー……ではなく就職活動で引っかかりもしない氷河期世代、ロスジェネ世代の著者が、大学院生、ワープアライター、書店員、タクシードライバーなどをしながら、最終的に出版社を創業しようと思った理由はなんであったのかを自己探求した本。

小学生の時の夢は小説家。
僕は書きたかったのだ。
しかし、書き方がわからなかったし、書く内容を思いつかなかった。
それでも書きたいという気持ちは決えることなく続いていく。

何故そう願ったのか。僕は何を求めていたのか。

30年の時の中で、西葛西出版に辿り着くまでを、時を遡って「物書きとしての自己形成」にフォーカスして再構成していった。

ンゴンドロはチベット語で、予備行という意味。
本格的な修行に入る前の予備的な修行を意味する。

西葛西出版がはじまってからは紛れもなく本格的な修行が始まったといえる。これほど苦痛に満ちた、厳しい日々はないが、同時に、これほど深く、生きている実感が得られる日々もない。その前段階となる、著者中村慎太郎の形が作られるまでを、全力で書き放った作品。

以降、続編も執筆予定。


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