ヤミ金からのファックス

おす、おら中村慎太郎。

本当にびっくりしているのだが、会社にヤミ金からのファックスが届くようになった。今のところ2社だけなのだが、増えていくかもしれない。そのまま掲載したいところなのだが、何か黒いものを呼び寄せるかもしれぬ。やめておこう。

内容としてはこんな雰囲気。

・最大3000万円

・即日現金でお渡しできます

・少額からお気軽に

・年利は1.5%から

・元本返済は3年間まで猶予

一定のマネーリテラシーをしている人ならわかると思うのだが、設定の節々からやばさが漂っている。住所が掲載されているのだが、千代田区と中央区であった。調べてみるともちろんそんなところに、そんな会社はない。

明日の支払いに困っている会社であれば、即日現金の文字に惹かれて電話してしまうこともあるのかもしれない。しかし、どう考えても、金融業の許可をとっていないヤミ金融なので、こんなホワイトな条件では借りられないことだろう。

カウカウファイナンス、帝国金融。この類いの会社……あるいはグループは存在している!!

どうして会社にファックスが届くのかというと、仮説としては2つ。

・どこかから弊社の財務状況を入手して、飛びそうだと判断したため送った。

・創業からもうすぐ2年。3年以内に潰れる会社が多いとのことなので、そろそろ頃合いだと考えた(登記情報などから)。

どこかから財務状況を入手したとしたら……。多分あそこだろうなという予想はつくけど、何か黒いものを呼び寄せるかもしれないから言わない。

金曜日。ヤミ金からファックスが来るような立派な会社になったねと相棒のあしか氏と最下級のビールをプシュッとあけて今週もおしまい(来週は明日からはじまる)。

払うばかりでまったくお金がたまらない弊社。しかし、流石に2年もやっているとマネーリテラシーが向上してくるし、覚悟も決まってくる。

会社が潰れるかどうかは、社長の心が折れるかどうかで決まるらしい。だから、創業時には、社長の心が折れないかどうかが、しっかりと見られるとのこと。

折れそうになったことはあるが、もう絶対に折れないと決めたので、もう折れません。お金がなくなったら倒産だけど、その時のためにヤミ金のファックスは保存しておくことにした。

西葛西出版に遊びに来ると、とっても楽しいヤミ金ファックスが見られるので、是非遊びに来て下さい。

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