松本マラソンまで4ヶ月を切りました。
はじめてのフルマラソンへの挑戦。今まで走ったことがある長距離走は……。中学生のときの800メートル走くらい……です……。
長距離どころか中距離ですらないような気もしますが、とにかく長い距離を走ったことがありません。気まぐれに川沿いを走ったときは恐らく2,3キロは走れたと思うのですが。
サッカーの試合に出たことはあるし、そこそこは走れたからスプリント込みの5kmくらいは何とかなるだろうと思います。が、10km以上は未知の世界というべきでしょう。
松本マラソンに出ようと思った切っ掛けは、信州の書店巡りをしているときにティッシュをもらったからです。配布ティッシュって効果あるのですね。弊社も作ろうかしら(広告費のために使えるタイプの補助金が出れば!!)。
というわけで、トレーニングの状況ですが、体重は変わらず85kg、というよりも、人生最大の86kgを瞬間的に記録してしまいました。夏バテが酷く、その回復期に食べ過ぎたことが原因です。
中年太りという現象が人生ではじめての肥満なので対処法が見いだせないままここまで来てしまいました。
一方で、身体がさらに太っていく間に、右足の足底筋膜炎と、左膝の関節炎がだいぶよくなりました。整骨院の先生からもGOサインが出たので、少しずつウォーキングを始めました。
松本マラソンは過酷で高低差130メートル(だったかな)もある上、制限時間は6時間です。国内マラソンでもハードな部類のようですね。
東京マラソンが高低差がほとんどなく制限時間も8時間あることを考えると、随分と厳しい条件です。特に6時間で42.195kmを走り抜けるのは本当に厳しいです。
とりあえずぼくが見いだした対策は、なるだけ長時間動き続ける身体を作ることです。速く走ることを意識すると足への負担が増えます。まだ筋力も、柔軟性も不十分で、かつ、体重も重く、さらに、足底筋膜炎が完治していない状態では、速く走るべきではありません。
まずはウォーキングを長時間続けることです。とりあえず2時間のウォーキングをしてみました。14000歩、推定11.2kmです。時速は5〜5.5km/h。このペースでも6時間歩けば33.6kmになります。
これを1日あけて3回続けたところ、足裏の調子が芳しくありません。整骨院の先生に告げると「いきなりやりすぎ」と怒られてしまいました。
※3回目は普通に埼スタにいって帰ってきただけなのですが歩数をみたら13500歩になっていました。浦和美園恐るべし。
20代のころは6時間ぶっ通しでバスケをすることもできたのに、2時間歩くことすら十分にできない状態まで身体が弱ってしまっているのは嘆かわしい事態ですが、これが現状。少しずつでも運動量を増やしていくしかありません。
足底筋膜炎は足裏への衝撃によって悪化していきます。元々はバスケから来ているのですが、引退後、筋力が落ちていくと同時に、段々といたくなってきて、一時は歩けなくなりました。左右のバランスが悪く、右足を強く踏む癖があるので、右足に負担がかかる仕組みのようです。
足裏に負担をかけずに生活することはなかなか難しいため完治させるのに時間がかかる怪我です。ぼくの場合は、6,7年治っていない気がします。
というわけで、重力と戦わずに済むようにということで、デスク付きのエアロバイクを購入しました。
こんなのです。
これがなかなか調子がよくて、ずっと漕いでいられます。漕ぎながら本を読んだり、パソコンを開いて雑務をしたりできるのでとても良いです。ゲームもしてみましたが、モンスタハンターサンブレイクはアクション要素が強いので漕ぎながらではうまくできませんでした。
足で漕ぎながらモンハンをするのは何かのトレーニングになりそうな気がしますが、どうなんでしょうか。
まだ身体が慣れていないので少しずつですが、身体を動かしたことで血流がよくなり、脳も目覚める感じがします。マラソンのトレーニングとしてはあまり意味がない気はしますが、身体を動かしているだけでも少しマシかなという感じです。
重力と戦いながら歩く、走るトレーニングとあわせて、自転車もうまくつかっていこうと思います。走るのは結構暇なものですが、自転車の上なら好きなことを何でも出来るのでその点が素晴らしいです。
というわけで最初は1時間弱程度でしたが、昨日はいつの間にか35km走っていました。身体のダメージはなく、疲労感もなく、ただただ体調がいいです。
勢いで今朝少し走ってみました。ほんの500メートルくらいのジョグですが、重いなりに何とか走れました。少しずつコンディションをあげて、松本マラソンを走りきるのだ!!
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